
地主リートの成長とともに
日本の大地主を目指す。
建物を建てず「土地のみ」に投資する「JINUSHIビジネス」。
創業以来25年超、このJINUSHIビジネスに特化。
社会の変化を追い風に、大きな成長の時を迎えています。
なぜ私たちは、不動産投資の常識にとらわれず、
独自の道を歩み続けられるのか。その答えが、ここにあります。
起源
失敗から生まれたビジネス
建物を「持たない」という発明
「建物さえなければ」。痛切な反省と
逆転の発想から生まれた、土地に特化したビジネス。
私たちの原点は、1990年代後半、創業者の松岡、そして現社長の西羅が、前職の商社の不動産部門で経験した、滋賀県での商業施設開発の大きな「失敗」にあります。当時、土地を借りて建物を開発し、テナントに貸す事業で、売上1兆円規模のテナントの経営破綻を経験。後継テナントの誘致には成功したものの、多額の建物改修費や賃料減額を余儀なくされました。
「建物を持たず土地だけを貸していれば、失敗しなかったのでは」。この痛切な実体験が、「建物を持たず、土地のみに投資し、長期安定した収益をもたらす不動産金融商品を創る」という、独自の「JINUSHIビジネス」着想の契機となりました。
2000年の創業当時、流動性も無く、「土地の価値を棄損している」とまで言われた「JINUSHIビジネス」。しかし私たちは「正しいことは必ず世に広まる」という信念のもと、土地・建物一体での取引が当たり前だった不動産業界の常識に挑みました。
逆風の中、「長期安定収益を生む安全な商品」として、ゼロから底地マーケットを創出。J-REITへの案件売却や私募ファンド「JINUSHIファンド」の組成を通じて着実に実績を重ね、2017年、国内唯一の底地特化型私募リート「地主プライベートリート投資法人(地主リート)」の運用を開始。底地を長期に保有する地主リートを創り出したことで、高回転型のビジネスモデルが完成するとともに、テナントに「安定地主」という高付加価値を提供できるようになりました。この地主リートが武器となり、私たちは機関投資家やテナントからの大きな信頼を獲得したのです。
そして2022年、「地主株式会社」へ社名を変更しました。自ら切り拓いてきた「底地マーケット」は、今や約10兆円規模(※日本不動産研究所の予測)へと拡大。私たちは、新たなステージへと踏み出しています。
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【失敗】
前職での苦い経験建物賃貸事業に従事。ところが、売上1兆円の大型テナントが経営不振で突如撤退。リテナントに苦労し、大きな失敗に。
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【発想の転換】
「土地だけ」なら…「建物を持たなければ、空室リスクも災害リスクもない。修繕費等の追加投資も不要。土地だけを貸し、安定した借地料を得る。これこそが手間がかからず、安全な不動産投資ではないか?」
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【マーケットの開拓】
不動産の常識に挑む「土地の価値を棄損している」とまで言われた「JINUSHIビジネス」。私たちは「正しいことは必ず世に広がる」と信念を持ち、逆風にも負けず、ゼロから市場創出
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【ビジネスモデルの完成】
地主リートの設立2017年、「地主リート」を運用開始し、「JINUSHIビジネス」が完成。高効率・高回転型ビジネスを実現しながらも「安定地主」として、テナントと機関投資家からの大きな信頼を獲得
革新
ポーター賞が認めた
唯一無二の「JINUSHIビジネス」
経営学の観点でも認められた独自性と高収益性。
唯一無二のビジネスモデル。
「建物さえなければ」ーー過去の痛切な反省から生まれた「JINUSHIビジネス」は、従来の不動産投資の常識を覆し、「土地のみ」の新しい不動産金融商品という価値を提供する、画期的な発想でした。
「土地を買う。土地を貸す。貸している土地を売る、そして投資家の資金を運用する。」
一見すると、当たり前のSTEP。しかし、このSTEPには、不動産投資リスクを根底から排除し、利益を生み出し続ける緻密な計算が隠されています。その独自性と高収益性は、世界的な経営学の権威「ポーター賞」を受賞したことで証明されています。
将来にわたり価値がある転用性の高い土地を仕入れる(STEP1)。次に、優良なテナントと長期の定期借地権設定契約(20年〜50年)を結び、安定したキャッシュ・フローを確定する(STEP2)。それを長期で安定した金融商品として、盤石な受け皿である地主リート等へ売却する(STEP3)。売却後も継続的な運用報酬を得る(STEP4)。
各STEPそれぞれに地主専業25年超で培ったノウハウが凝縮されています。

特筆すべきは、在庫リスクを排除し、「仕入」が直接「利益」につながる構造です。
私たちは土地取得にあたり、先にテナントと借地料や契約期間等を定めた定期借地権設定予約契約を締結したうえで、土地を仕入れます。つまり、「取得時点」で契約に基づく長期安定のキャッシュ・フローが確定します。
さらに、当社の商品を求める旺盛な投資家需要に加え、主な売却先である「地主リート」の取得目線を把握しています。つまり、仕入時点で「商品を作ったけれど売れない」というリスクを極小化しています。
JINUSHIビジネスにおいて「仕入の加速」は、「確実な利益の積み上げ」を意味します。一見地味な「土地のみ」のビジネス。その実態は、在庫リスクを無くしながら、資金を循環させ続ける、極めて合理的で高効率な成長モデルです。
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リスク排除①「建物を持たない」ことで、
手間もかからず不動産投資リスクを徹底排除- テナントが建物を所有するため
「空室リスクゼロ」 - 建物管理や修繕・水光熱費など
運営・維持コストも「ゼロ」 - 災害による建物倒壊や、
老朽・劣化リスクからも「解放」
- テナントが建物を所有するため
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リスク排除②在庫リスクを徹底排除。
独自の投資基準と、実現する仕組み- 転用性の高い土地
(他に貸せる・売れる土地)を仕入れる - テナントと契約した上で土地を取得。
将来CFは取得時点で確定 - 地主リートの取得目線を常に把握
- 転用性の高い土地
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収益最大化多様な収益機会
- 土地を貸して得られる「賃貸収益(借地料)」
- 商品となった土地を売却して得られる「売却益」
- 地主リート等の運用による継続的な「運用報酬」
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圧倒的な先行者利益10兆円の底地マーケットを
創出・拡大してきた25年超の歴史地主専業25年超
取引テナント170社超・月600件の土地情報/
約500件・6,000億円超の開発実績
地主リート運用10年
国内唯一の底地特化型私募リート/
10年連続増資/安定地主としての信頼感


だから 「JINUSHIビジネス」 は
高収益
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当期純利益 5期連続増益
成長投資と株主還元の両立。その源泉となる「当期純利益」の持続的な成長を重視
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高いROEを継続して実現
高回転かつ在庫リスクがないビジネスモデルを構築。株主資本コストを上回る高ROEを実現
飛躍
10兆円市場の先へ
トップランナーの挑戦は続く
10兆円の底地マーケット。
そして、46兆円のCRE市場が新たなターゲット。
圧倒的な先行者利益と社会の変化が追い風に。
「STORY 02」で示した実績は、私たちのビジネスモデルが確かな価値を生み出している証左です。しかし、それはまだ序章にすぎません。「JINUSHIビジネス」が真価を発揮するのは、これからです。
転機となったのが、2022年の「地主株式会社」への社名変更です。旧社名にあった「商業」の枠を外し、ビジネスモデルそのものを社名に掲げる。「私たちは、商業施設を開発するわけでも、日本に限定された存在でもない。『地主』業そのものである」という再定義でした。
この社名変更により、商業施設に加え、物流やホスピス、ホテル、工場やデータセンターなど、多種多様なテナント業種との取引が拡大。取引テナント数は社名変更後倍増し、事業エリアも全国へと広がっています。
地主専業25年超の歴史、地主リート運用10年という圧倒的な先行者利益を武器に、10兆円の「底地マーケット」で、トップランナーの地位を確立しました。
そして今、東証改革やアクティビスト、PEファンド等による資本効率改善の要請や、建築費上昇といった社会の変化が、強力な追い風となっています。なかでも、建物を所有したまま土地のみを売却する「JINUSHIリースバック」への需要が急増。企業のCRE(企業不動産)戦略を支えるこの手法は、まさに時代のニーズを捉えています。その潜在市場は、上場企業が保有する土地のみでも、約46兆円(※当社調べ)と巨大です。
「JINUSHIビジネス」という発想、武器となる地主リート、社名変更による再定義、そして社会の変化。すべてが噛み合った今、私たちは、地主リートの成長とともに日本の大地主を目指し、進化し続けています。
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【社名変更が契機】
テナント業種の多様化で仕入拡大「地主」への社名変更により、商業施設に加え、物流やホスピス、工場など、多種多様な取引テナントが急増。取引テナント数は倍増。仕入は3倍に急拡大
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【社会の変化が追い風】
約46兆円のCRE市場を開拓東証改革や投資家要請等を背景に、企業が所有する不動産の有効活用を検討する動きが加速。「JINUSHIリースバック」への需要が高まり、仕入額は年間1,000億円超水準へ。CRE市場の潜在マーケットは約46兆円と巨大
共創
株主の皆様へ
過去最高益と連続増配の実現。
安定と成長を兼ね備えたビジネスで、利益成長とともに増配を目指す。
ここからは、ステークホルダーの皆様へのメッセージです。
経営理念
「JINUSHIビジネスを通じて安全な金融商品を創り出し、人々の資産を守る」
目指す姿
「地主リートの成長とともに日本の大地主を目指す」
この実現に向け歩みを止めない。その積み重ねが、ステークホルダーの皆様への付加価値の提供と、独自の競争優位性につながっています。
テナントの皆様には、事業を継続できる「安定地主」としての安心感を。
投資家の皆様には、自然災害やマーケットボラティリティに強い「長期安定の金融商品」の提供を。
役職員には、挑戦できる環境と成果に報いる待遇を。
株主の皆様には、利益成長とともに増配を目指す「累進配当」を。
この付加価値の連鎖こそが、他社には模倣できない持続的な利益成長の源泉であり、社会的意義と企業成長を両立させる、私たちの揺るぎない強みです。
そして、挑戦を支えてくださる株主の皆様とともに、長期的な企業価値の向上を実現していく。それが、私たちからの約束です。
未来への視界も極めて良好です。年間1,000億円以上へ加速する仕入と、運用資産規模5,000億円を目指す地主リート。10兆円の底地マーケット(※日本不動産研究所調べ)。46兆円のCRE市場。ここから、さらなる飛躍を目指します。
社会の変化を成長の機会へと転換し、社会的な意義と高い収益性を兼ね備えた独自の「JINUSHIビジネス」。地主株式会社は、そのトップランナーとして、これからも走り続けます。
私たちのビジョンに共感いただき、この未来を共に歩む皆様のご参加を心よりお待ちしております。

対話
代表取締役社長 西羅が語る
地主の「強み」と「これから」

社長の西羅が自らの言葉でお答えします。
戦略を支える信念とさらなる成長の可能性を、
ぜひ感じ取ってください。
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「JINUSHIビジネス」は他社に真似されることはないのでしょうか? -

25年超かけて築き上げてきた「実績と信頼」が、最も高い参入障壁となっています。
土地を仕入れて貸すというビジネスモデルだけを見れば、仕組みは単純に見えるかもしれません。しかし、私たちが持つ競争優位性は、創業以来、この事業を専業で追求し続けてきたことでしか得られない「地主専業25年超」という歴史と実績にこそあります。
第一に、取引テナント・事業者の皆様との間に築かれた強固な「信頼関係」です。私たちはこれまでに多種多様な業種のテナントの皆様と累計562案件、約7,227億円もの開発実績を積み上げてきました。その中で、退去事例は25年超の歴史でわずか2件という圧倒的な安定性を実現しています。この実績が、「地主になら安心して任せられる」「地主とぜひ協業したい」という信頼につながり、月間600件以上もの良質な土地情報が自然と集まる源泉となっています。テナントの皆様自ら土地情報をお持ちいただくことも多いです。他社が一朝一夕に模倣できるものではありません。
第二に、最大の武器である「地主リート」の存在です。10年連続の増資により資産規模2,911億円へと拡大する国内唯一の底地特化型私募リートを持つことで、私たちは商品を安定的に売却し、資金を回転させることができます。同時に、テナントの皆様には「安定地主による長期保有」という安心を提供できるため、出店・拠点戦略における強力なパートナーとして選ばれ続けるのです。 仮に他社が、今から底地特化型のリートを作ったとしても、この資産規模に追いつくことも、地主リートと同等の商品性や品質を投資家の皆様に提供することはできないでしょう。それこそが、先行者利益をこれからも享受し続けられる理由なのです。
このように「信頼」と「仕組み」の融合が、世界的な権威であるポーター賞も認めた競争優位性の裏側です。表面的な形は真似できても、歴史と実績に裏打ちされた信頼と、そこから生まれる好循環までを模倣することはできない。それが、私たちが創り上げてきたトップランナーとしての立ち位置です。
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なぜ、地主はこれからも成長し続けられるのですか? -

私たちは市場を追いかけるのではなく、この世になかった市場を「創り出す」会社だからです。
多くの企業が「既にあるマーケット」でシェアを争う中、私たちの成長戦略は根本から異なります。私たちは、単に市場に参加するプレイヤーではなく、この世に存在しなかった「底地マーケット」を、25年超の歳月をかけてゼロから創り上げてきました。
創業当時、不動産投資といえば土地と建物を一体で扱うのが常識でした。しかし、私たちはあえて建物を手放し、「土地のみ」という不動産業界の常識外にある領域に特化。当初は誰にも理解されない逆風の中での挑戦でしたが、災害リスクや建物の老朽化リスクから解放され、長期にわたり安定したキャッシュ・フローを生み出す、極めて安全性の高い不動産金融商品であることを、一つひとつの実績を積上げて証明してきました。
その中核を担うのが、国内唯一の底地特化型私募リート「地主リート」です。全く新しい商品でしたが、地道な実績の積み重ねにより、今では年金や生損保といった資産運用のプロから、長期安定運用の不可欠なパートナーとして信頼をいただくまでに成長しました。この盤石な受け皿があるからこそ、私たちは迷いなく事業を拡大できるのです。
私たちは、誰かが作った市場を追うのではなく、自ら需要を掘り起こし、成長の道を切り拓いてきました。このパイオニア精神こそが最大の強みです。10兆円の底地マーケット、そして、46兆円のCRE市場。私たちは、この巨大なマーケットのトップランナーとして、その可能性を追い続けます。
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なぜテナントや投資家から「選ばれる」のですか? -

テナントと投資家、双方の課題を解決するWin-Winの仕組みだからです。
私たちの「JINUSHIビジネス」が持続的に成長し続ける理由は、土地を「借りたい」テナントの皆様と、安定した資産に「投資をしたい」投資家の皆様、双方の課題を同時に解決する、極めて合理的でWin-Winな仕組みを構築しているからです。
まず、テナントの皆様のメリットは、土地を購入しないことによる「初期投資の抑制」だけではありません。私たちが開発した土地の多くは、長期安定運用を目的とする「地主リート」が保有します。この長期保有の安心感に加え、地主専業である当社であれば、テナントの皆様は、再開発等による立ち退きリスクに怯える必要がありません。財務体質を軽く保ちながらも経営資源を新規出店や設備投資などの本業に集中させ、長期にわたり安心して事業成長に専念できるのです。この「安定地主」としての安心感こそが、他社には真似できない決定的な選定理由となっています。 また、テナントの皆様にお支払いいただく借地料が、国内の年金や生損保等の投資家の運用に役立っている点についても、ご評価をいただいています。
一方、投資家の皆様にとっては、市場環境に左右されない「長期安定資産」としての価値があります。テナントとの長期契約であるため、リーマンショックや東日本大震災、コロナ禍のような混乱期でもその価値は揺らがず、むしろ評価が上がりました。先行き不透明な時代において、年金や生損保、大学、事業会社等の機関投資家からも、ポートフォリオの守りを固める要として「これほど安定した商品は他にない」と高く評価されています。
テナントの皆様には「事業の安定」を。投資家の皆様には「安定したキャッシュ・フロー」を。「地主」が架け橋となり、双方にとって替えの効かない価値を提供し続けるからこそ、私たちは選ばれ、成長し続けているのです。
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最後に、これからの成長にかける決意と私たち投資家へのメッセージをお願いします。 -

失敗から生まれた発想と社会変化の追い風を力に、過去最高益を更新し、さらなる飛躍をお約束します。
皆様にまず知っていただきたいのは、「JINUSHIビジネス」が、「建物さえ持っていなければ」という過去の痛切な反省から生まれた、独自のユニークなビジネスだということです。私たちは創業以来25年超、「土地のみに投資する」という事業を突き詰め、他社が模倣できない独自のモデルを確立しました。
現在、東証改革や投資家要請、建築費上昇といった社会の変化が、私たちにとって大きな追い風となっています。企業のCRE戦略を支える「JINUSHIリースバック」の潜在市場は約46兆円あり、この巨大な需要を新たなターゲットと捉えています。2025年12月期は、仕入も加速させ、過去最高益を更新しました。この実績は、私たちの戦略がいかに正しく、社会のニーズに合致するものであるかを示しています。
そしてその成長の成果を株主の皆様にしっかりと還元することも、私たちの果たすべき重要な責務です。私たちは「累進配当」を掲げ、利益成長とともに増配する、という形で皆様へ還元いたします。
地主株式会社は、今後も拡大し続ける底地マーケットのトップランナーとして、成長し続けます。ぜひこの機会に、JINUSHIビジネスの独自性と将来性にご注目いただき、長期的な視点で、私たちを応援していただけますと幸いです。