地主リートの成長とともに日本の大地主を目指す。
わたしたちは、2000年の創業以来、定期借地権を活用し、土地のみに投資するJINUSHIビジネスを行ってまいりました。
土地を買い、土地を貸す。自ら建物を建てず、所有もしない。
貸している土地を、長期に安定した収益が見込める不動産金融商品として、投資家のみなさまにご提供する。
このビジネスには、今後も大きな可能性があります。
「地主」という言葉が、新しい意味と価値を持つ時代が始まろうとしている。
これからも、地主株式会社を、何卒よろしくお願いいたします。
トップメッセージ
JINUSHIビジネスは過去の苦い経験から生まれました。
前職の総合商社グループの不動産会社時代(1990年代後半)に、滋賀県でGMS(総合スーパー)の開発及び建物賃貸事業を手がけておりました。当初、事業は順調でしたが、テナントが、経営不振に陥り店舗から撤退する事態となりました。幸い駅前に立地していたので後継テナントを誘致できましたが、その出店条件として建物改装の追加投資や賃料減額を余儀なくされました。
この経験から特定の業態やテナントの専用の建物を所有するリスクを思い知らされ、「建物を建てず土地だけを貸せば、失敗に至らなかったのでは」という発想が生まれました。
これに先立ち、1992年の借地借家法の改正で事業用定期借地権が制定され、土地は長期間テナントに貸した後、必ず更地で地主に返還されることとなりました。この事業用定期借地権を使って、建物を所有せず、土地のみに投資し、安全で長期に安定した収益をもたらす不動産投資手法JINUSHIビジネスをつくり、当社のビジネスの柱とすることに決めました。
2000年の春、ちょうど当社を設立した頃のことです。
それから20余年、当社が専業でJINUSHIビジネスを続け、地主リートも成長したことで、底地はマーケットに認知されました。
これから底地マーケットはまだまだ拡大していきます。
当社「地主株式会社」は、JINUSHIビジネスの更なる可能性を切り拓いてまいります。
代表取締役社長